What is the catcher in the rye?

 『ライ麦畑でつかまえて』 J.D.サリンジャー (著), 野崎 孝 (翻訳)を読み終えたが、これも今まで肌に合わない類の書籍だった。何度か挑戦し挫折した記憶がある。ネットで調べると村上春樹の訳よりこちらの方がましらしい感じなのだが、ということは村上春樹の訳は相当ひどいのだろうか。日常の細々したこととか他愛ない会話とかちょっとしたウィットとかが苦手だ。何か手応えのある意味の塊みたいなものがないとすぐに苛々してしまう。
 しかし将来なりたい職業が『ライ麦畑で遊んでいる子供が崖の方に落ちないように見張っている役』とは一体何だろう?サリンジャーと言えば統合失調症的なキャラクターを出すことで有名だと思うが、注察妄想に自己投影したような形なのだろうか。統合失調症とは言明されてないが、この主人公も最後に精神病院に入院したような叙述がなされている。
 あと、カフカの「変身」とは違い、妹フィービーは裏切らなかった。

| コメント(0) | トラックバック(0) |  

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://purplebaby.opal.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/8

コメントする

今日の日付

広告

月別 アーカイブ

※随時加筆修正する場合があります。

※コメント・サインイン用のOpenIDは、GoogleYahoo! JAPANmixiはてなlivedoor等のアカウントに、あらかじめ付属しているものがあります。

Powered by Movable Type 4.22-ja