ジゼル

 ザハロワ主演の『ジゼル』(スカラ座)のDVD観た。
 たとえ相手に婚約者がいようが、我が身が亡びようが、自分に恋していた森番が踊り殺されようが(亡霊の女王に死ぬまで踊らされる)、ジゼルはどこまでも貴族男性を想い続けるのだが、彼女がひとりの人間としての貴族男性を愛したのかそれとも彼の身分を愛したのかで、かなり解釈が分かれるかもしれない。後者だと、玉の輿いのち以上というか、激しい話になる。
 嫉妬した森番が、貴族男性にすでに婚約者がいることをジゼルの目の前に当人を呼んで暴露し、そのためジゼルは錯乱ひいては死んでしまう(!?)のだが、いつも冷静なザハロワがどうやって「錯乱」するのかとやや期待して注目したのだけど、悲愴に混乱し頭を抱えるといった感じの演技だった。ザハロワに気が触れた演技は似合わないしあれでよかったのだと思う。
 カーテンコールで少しブーイングしてる人がいたかも。彼らはどこが気に食わなかったのだろう。

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