2019年1月アーカイブ

 このところまた、ちょっと英語力が上がったかなと自惚れかけていたのだが、読書で久方ぶりに意味が取れずに小一時間もうんうん唸ってしまったので(途中買い物には行ったがこの事ばかり考えていた)、そのカーンバーグの文章を。

 Given the frequent inhibition of female sexuality during adolescence and the painful awareness on the part of a woman who has finally, after years of marriage, grown out of her own oedipally determined adolescent inhibitions, some envy and jealousy of her daughter, who may now be achieving what she, the mother, achieved only after many years of painful growth, are only natural.
Kernberg, Otto F. "Object Relations Theory and Clinical Psychoanalysis"(p229)
 要は、(当時の米国社会で)苦痛を伴いながら思春期を克服した母親が、これからそれを乗り越えようとする思春期の娘に、嫉妬や羨望を持つということだと思うのだが、こういう面倒なセンテンスが出てきても、初見だけでさらっと構造的に理解できる人はそこそこな手練であろう。
 いやぁ、まだまだだなぁ...。

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