2月16日は京都地球環境の日

 月初めに玄関ポストに届けられる『府民だより』はゴミ箱に直行と普段決まっているのだが、今日一面に踊る「温暖化から地球の未来を守ろう」の大活字が眼に付いて珍しく中身を読んでみた。

<要約>
・集中豪雨や干ばつ、海面の上昇による洪水など、地球温暖化の影響と考えられる異常気象が地球規模で発生している。美しい地球を未来に引き継ぐために、今こそ一人ひとりの行動が求められる。
・平成18年4月に施行された「京都府地球温暖化対策条例」に従い、平成22年度までに府内における温室効果ガスの排出量を平成2年度比で10%削減する。
・CO2排出量の1/4を占める家庭部門での削減が重要であり、太陽光発電設備の導入、省エネタイプの電気機器への買い換え、トイレの便座のふたを閉め設定温度を弱にする、シャワーの時間を短くする、などの削減方法がある。
・京都府産木材認証制度で認証された地元の木材を使用することにより、輸入材では製造過程消費エネルギーの数倍にも上る場合のある輸送過程消費エネルギーを、大幅に削減することができる。
・京都エコポイントモデル事業により、家庭で減らしたCO2の量に応じて(CO2を0.2kg削減するごとに1円相当)ポイントが与えられ、500ポイントたまればパソコンや携帯電話からポイント交換できる。お店や公共交通機関で使える。
・世界で地球環境の保全に貢献された方々を表彰。グロ・ハルレム・ブルントラント氏(ブルントラント委員会委員長)、真鍋淑郎氏(プリンストン大学研究員)、ワンガリ・マータイ氏(MOTTAINAI概念を広めたケニア人ノーベル平和賞受賞者)の三人が殿堂入り。

 地球が温暖化していて且つその主原因が人間が排出しているCO2にある、かどうかは、かなりコントラバーサルな問題だと私は認識しているが、いずれにせよ、近い将来BRICs等の台頭により地球規模でエネルギーや食料や水やその他資源の凄まじい奪い合いが始まることは眼に見えているのだから、日本あるいは京都の人々が今のうち省エネ家電に買い換える等し始めておくことはそう意味のないことではないのかもしれない。もっと言えば、この温暖化人為CO2原因論というものは、来るべき資源争奪世界で人類が殺し合わないようにとどこかの誰かが考え出した方便なのかもしれない、とも思う。

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