Remember Pearl Harbor from Tōhoku Earthquake

 I-TUNESでFOXNEWSを聞いていたら、福島原発の話題のあとCMに行ったのだが、CM枠直後に歴史トピックのようなものが挟まれて、偶然なのかわざとなのか、真珠湾攻撃に対する当時のアメリカ側の反応の記録音声が流された。
 キリスト教圏では今回の災害が"APOCALYPSE"と表現されたりしてキリスト教的な因果応報として理解されている面があるが、特にアメリカ人の内心にはそれに加えて愛国精神を誘因とするある種のカタルシスも発生しているように思う。実のところ、三陸の光景を、例えば一面焼け野が原と化した過去の広島や長崎の光景に(無意識的に)重ね合わせているアメリカ人は少なくないのではないか。宗教的必然による勝利として。
 日本のマスコミは米軍の協力を強調しようとするが、米軍にしかできないことがどれだけあるか疑わしい。また少なくとも人員不足を補っていると言えるのかどうかもよく分からない気がする。一応同盟関係ではあるらしい。
 ニューヨークタイムズに載っている福島の放射線量に関する時系列グラフに、日本政府が発表しない情報が含まれているとして、色々憶測が飛び交っているようだ。鬼の首を取ったようなことを言っている人もいるが、このグラフの元ソースは東京電力の測定データで公開されている。ドイツやノルウェーによる放射性物質の飛散予測シュミレーションの仮説性や、アメリカ政府の在日アメリカ人への退避勧告範囲の根拠が予測値であるなど、データの出所と質への見極めが大切だ。
img314.jpg 最近、中韓やロシアが先の放射能汚染水の放出が自分たちに無断で行われたことに不快感を示したりもして、日本政府に対する海外からの風当たりが微妙に強まっている感じがあるかもしれない。海流的には中韓やロシアよりも当事者に近いと思われるフィリピンや台湾は、放出された水の汚染濃度が低レベルだとして穏便な反応であるようだ。最も影響があるかもしれないアラスカや太平洋島嶼群を持つアメリカには事前に承諾を得ていたことが報道されている。と言うか放出はむしろアメリカ側からの提案(命令?)に近かったようだ。海流を横断・縦断して広く回遊する魚もいるので海流だけ見ていればいいわけではないだろうが、EEZに近接するロシアはまだしも中韓の反応はやや奇異だ。いずれにせよ、日本に対し積極的な野心を持つ国々は、今回の震災に対して一応の儀礼的弔意は表しながらも、鵜の目鷹の目で付け入る隙を狙っているのだろう。

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