2017年6月アーカイブ

・Sandy Hook mother's outrage at Megyn Kelly: Giving Alex Jones a platform 'is especially cruel'
http://wapo.st/2rnxZUT?tid=ss_tw&utm_term=.416c7a5c860e

 Alex Jones方面。
 アメリカでもっとも有名なニュースキャスターの一人であるMegyn KellyがAlex Jonesに大手メディアでの発言の機会を与えて、非難が起こっているようだ。
 陰謀論者Alex Jonesは、過去にサンディフック小学校銃乱射事件を虚構だ(殺されたとされる子供たちの写真が実は子役俳優であるとか親たちは演技で悲しんでいるとか)と主張したことがあるらしく、今回その遺族たちも怒りを表明しているようだ。
 Alex Jonesは一見して感情の揺れ動きが激しくコアの不安定さを予感させる人物だが(DJとしてのテクニックが混ざっているとしても)、同時に、妄想性人格障害とか妄想性障害とか妄想型統合失調症のようなパラノイアックな「体質」を持つようにも見える。訴えられた裁判で自分はキャラクターを演じているだけだと主張したことがあるようで、それを否定する根拠が私にあるわけではないが、特に信じられるわけでもない。
 公権力による発表やマスコミが伝えるニュースは、離れた誰かにとっては宙づりの情報であり内的には真偽不明ななにかである。社会的な信用の体系の中で、権威者が言うから本当だろうとしているだけで、発表や報道内容のハードな証拠が人々に広く与えられることはまずない。真偽に対するチャレンジを許す間隙が多々含まれているとしても、もし一個人で調査をするとすれば大変な時間と労力がかかるにちがいない。Alex Jonesはラジオ出身ではあるのだが、ネットの発達がその種のチャレンジに新しい力を与えている感じが色濃い。
 しかしなお、あるストーリーを「断じて」しまうことには、病的なあるいは作為によるジャンプが必要のはずである。たとえば、911のアタックで、標的となったビルに対して別のビルおよび道路を挟んで建っていただけの第7ビルが、なぜかとてもきれいに崩壊したとされる。事実なら私も不思議だと思うしそこから様々な想像や推理が働くかもしれないが、ある踏み込めない一線があるはずである。想像を事実として語ることはできないのだ。
 陰謀論が重要なのではない。情報そのものの仮想的な本質が全方位的に露呈してきているということがかなめなのだ。陰謀論者たちはそのような新時代に、水を得た魚のようにと言うべきかどうかわからないが、少し敏感に反応しているに過ぎない。
 どのような情報も験される時代がすでに始まっている。あるいはそれが常識化しつつある。


【追記】2017/07/19:
 Alex Jonesは奇妙な重いものを胸に残す。アメリカの田舎(ばかりとも限らないが)には東海岸あるいは西海岸の先進的な流れから取り残され「へそを曲げて」しまったような人々が少なからずいる。極端な例では意図して開拓時代のような生活をしている人もいるらしい(アーミッシュ)。彼らは、アメリカ合衆国は世界No1かも知れないが自分たちの素朴な暮らしに何の関係もなくいつまでもそう発展しないであろうことを痛いほど自覚している。アメリカの華々しい氷山の頂きの下にはおびただしい報われない人々がおり、その中には必ずしも大勢に向かって賞賛的でないばかりかほとんど嫌がらせのような反抗を示す人々もいる。
 現在全米二位の人口を誇るテキサス州は最強の田舎であり、短い間だがテキサス共和国という独立国だった時期もある。その首都がオースティンであり(法的には遷都されていない)、Alex Jonesが今放送の拠点としている場所だ。テキサス州は南北戦争の南軍の核になった州(供給州)でもある。アメリカらしいアメリカだと思われがちだがテキサスは実はかなり微妙な感情を「中央」に対していだき続けていると言っていいと思う。いや、テキサスこそがアメリカなら対する彼らこそが偽物のアメリカなのかもしれない。
 Alex Jonesがどこまで自身の主張を信じているかはよくわからないが、ほとんど難癖とか因縁に近いようなことを含めて執拗に繰り返しており、微妙な感じをもたざるをえない。支持者たちはAlex Jonesの語る時として奇妙な主張のすべてに肯定的である気がしない。むしろ彼らは敵の弱点を虱潰しに探して回る代表者としてAlex Jonesを支持しているのではないかという感じを持つ。だとすれば陰謀論はある種の道具立てにすぎない。論理的に対峙拮抗できる強度があればネタはなんだっていいことになる。


【追記2】2017/08/12:
 以前書いたAlex Jonesが番組の合間に売っている得体のしれない健康食品だが、BuzzFeed Newsが実際に入手し研究機関に送って成分分析したようだ。

・We Sent Alex Jones' Infowars Supplements To A Lab. Here's What's In Them.
https://www.buzzfeed.com/charliewarzel/we-sent-alex-jones-infowars-supplements-to-a-lab-heres

All of the test results were largely the same: The products are -- more or less -- accurately advertised. They don't contain significantly more or less of a particular ingredient than listed on the bottles, and there are no surprise ingredients. They're also reasonably safe, meaning they passed heavy metal contaminant screenings and tested free of stimulants, depressants, and other prohibited drugs.
 意外にというべきかどうか微妙なところだが、成分自体には重大な問題はなかったようだけれど、主張しているほどの効能が保証されないのと価格設定が高めというようなことのようである。

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 相手を擁護するような立場で物事を解釈しようとしていると、真実が曇る場合がある。最近私はわりかし客観的に思い返せるようになったことがあり、特に基本情報が変わったわけでもないのに、そこそこ眼からうろこな感じになっている。

 北朝鮮に喜び組というのがあるらしいが、あれは近所で餓死していても日々喜んでいるのだろうか。それとも彼女たちはある程度隔離されて生活しているのかな。朝鮮語はわからないけど、喜ばせ組ではなく喜び組であるところにポイントがあるような気がする。何があっても大喜び。

 ブログと真剣に向き合いたくない私だが、サーバ維持との関係があるとしても、こんなに続けるとは思っていなかった。早めにやめておくべきだったかもしれない。

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 最近ハードディスクの隅にあった古い論文をなんとなく読み返したのだが、これは虐待による海馬(短期記憶を司る)の萎縮が原因となって、解離性同一性障害(人格Aによる記憶が人格Bに共有されない)が起こるのではないかと立論しているものなわけなのだけど、もしかすると、スプリッティングもある種の記憶障害なのではないかと空想したりした。
 スプリッティングの対象関係論的な解釈として、ある成長段階(乳児期)において何らかの不手際があったために二極的な状況を統合し得なかった、みたいなことがあるのかもしれないが、そのような段階をうまくやり過ごしたにも拘らずむしろ積極的な暴力によって後年破壊されたという事態がありうるかどうか。
 人間の主体や恣意性というものは、特殊な状況下を除いて、「二極」の間に存するような気もする。虐待者が破壊しようとする標的がまさに相手の主体なのだとしたら、それはそれで一定の辻褄が合うというかある種の見取り図が描ける気もする。
 しかし、仮に、こういったことの自然科学的な原因が突き止められたとしても、それは希望なのだろうか。

 コフートの三部作の邦題は「自己の分析」「自己の修復」「自己の治癒」ということになっているが、実は3つめの原題は'HOW DOES ANALYSIS CURE?'で必ずしも『自己』シリーズにはなっていない。コフートは結局変容性内在化を達成しえなかったとされる。
 無責任にあとづけるなら、私は「自己の創造」と言ってみたい気もする。


追記(2017/06/10):
 コフート本の邦題の「自己の修復」を「自己の回復」と書いていたので訂正。私はこの本は英語で読んでいたため邦題がうろ覚えでした。原題は'The Restoration of the Self'。

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 今朝Windows10でNVIDIAのドライバ更新が来て(Windows Update経由)、インストールが終わってしばらくしてPCを再起動したら、スタートメニューのパネルが既定のMSアプリ以外全部消えた。何か新たにピン留めしてもアプリ名表示がおかしくてかつそこから起動できない。
 そこそこ焦ったが、もう一度再起動すると以前のあるべき状態に戻った。
 ???

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