2017年12月アーカイブ

dsm5_p762.jpg DSM5の終盤(SECTION III)には人格障害に関する従来(SECTION II)とは違う診断モデルが紹介されている。説明によると未来に向けた仮の案という感じなのだが、わりとこれが面白い。大雑把に言えば、さまざまな人格障害を今までより統一した物差しで計ろうとする試みであり、人格障害診断全般に共通する基礎部分として提示されているのが表題の四要素なのである。
 私は以前紹介したカーンバーグの現実検討能力の定義をふとした日常においてそこそこ反芻してきたのだけど、最近は上記のDSM5内に書かれる人格機能の四要素を唱える(!?)ことも多い。
 この基礎部分の上に各人格障害の病理学的な細かな諸特性がのっかることになるのだが、これらはまたNegative Affectivity,Detachment,Antagonism,Disinhibition,Psychoticismの五領域におおまかに分類されることになっている。
 従来の単純箇条書き的な診断基準と意味内容が乖離するわけではなく、同じことを別の言い方で表現しているに過ぎないのだと思うが、診断の重複や曖昧さをできるだけ避けるように工夫されているのだと思う。このやりかたがそのまま次のDSM6に採用されるかどうかは分からないが、確かに判りやすいような気もする。ただ、設定された共通概念が具体例に対してそううまく(あるいは有意義に)機能するかどうかが問題かもしれない。

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 Amazonのギフト設定の注文では贈り主名の表記がAmazonのアカウント名になって届く場合があるらしい。
 お歳暮を注文したマーケットプレイスのお店から今日注意喚起メールが来て気づいたのだが、そういえば以前に聞いたことあるような記憶もないではない。今回の状況では、相手に贈り主の名前等を知らせるには、もともとアカウント名を本名にしているかメッセージ欄に自ら意図して書く以外に、デフォルトの方法はないらしい。私はAmazonギフトは親にしか送ったことがなく、必ず事前メールで到着予定日や品名を知らせているので特にトラブルがあったわけではないが、それ故にと言うべきか気付くのが遅れた。親はこれまで何も言わなかった。
 Amazon側の説明も紛らわしい。しかもAmazon自身の販売とマーケットプレイスのものでは扱いが異なる可能性がある。

・ギフト注文について
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201937140

 さらに、ギフト設定にすらせず他者の住所に送ってしまうと、悲惨なことに贈り主不明の外観で配達されることになるらしい。


・年末宅配、荒天・トラブルが追い打ち 1日以上遅れも
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2463853014122017TJ1000/

追記(2017/12/30):
 わけの分からない文章になっていたので多少書き直した。今回私はAmazonを介して地元京都のお店に注文するようなことをしたのだが、そのお店に直接注文した場合との比較で憤っていた。自己用メモをブログに書くと意味が破綻する一例だったかも。
 誰かの参考になるかもしれないので、当該メールの一部を貼っておく(私の名前は変えてあります)。
 お歳暮は無事届きました。

> アマゾンのシステム上、
> 「京都一の傳」にはご注文者様のアカウント名のみ、連絡がございます。
> ご注文者様のご住所・お電話番号は「京都一の傳」では分かりかねるため、
> 配送伝票の発送元には、下記のように記載致します。
>
> ■ご注文者様のアカウント名と、お届け先様のお名前が同一の場合
>  発送元の欄には「京都一の傳」の情報を記載致します。
>
> ■ご注文者様のアカウント名と、お届け先様のお名前が異なる場合
>  発送元の欄には「京都一の傳」の情報と、
>  「ご依頼主:purplebaby 様」を記載致します。

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