このところ少し続けて法律の本を読んでいるわけだが、自分の力量にあった参考書を探し出すというのはやはりなかなか骨が折れることのようだ。民法基本判例集は読んで字のごとく判例集そのままの内容であり、解説はそう親切ではなくカタカナ表記の古い判例も読み辛かった。新会社法の方は巻末の改正点一覧を別途スキャンしておいたが、全般に今の私のレベルではそう役にも立たない感じ。畢竟、飛ばし読み、拾い読み。
2008年6月アーカイブ
MT4.12ベータ版を入れてみていたのだが今回正式版に入れ替えた。ベータ版導入以前から少し細かな挙動の不具合等が気になっていたこともあって、アップデートではなく全削除しての新規インストール。記事データやスタイルシートは勿論バックアップを取っていたが、テンプレートの方の保存をうっかり忘れたまま作業を開始してしまい、やや手間取ってしまった。
別途サーバ上のブログ用フォルダ全体をバックアップしてもいたのだが、そこからテンプレートファイルの所在を捜そうとするも結局分からず、日の目は見なかった。仕方がないので出力されたHTMLを参考にしてテンプレートを一々修正し復旧し終えたが、テンプレートファイルはセキュリティ上の問題であの中のどこかに固めてあるということなのだろうか。
使い勝手についてはまだよく分からない。
多少不便になるような気もするが、それよりも市内のアルバイトの需要に大きな影響を与えるかもしれない。
世界が本当に温暖化しているのか、温暖化しているとして本当にCO2が原因なのか、は実はまだよく分かっていないことらしいが、世界の環境問題に関する議定書が京都で採択されたことを受けて市行政は少し舞い上がり先走りすぎているのではないか。
京都市、深夜のコンビニ営業規制を発表(日経ネット)17日 22:02
京都市は17日、市内中心部のコンビニエンスストアの深夜営業を規制すると正式発表した。門川大作市長が同日の記者会見で「(温暖化ガス削減という)大きな目標がある。まず自主的な規制を(業界に)求めていく」と述べた。7月に業界団体や有識者でつくる市民会議を設け、2009年度にも実施する。
コンビニの深夜営業については、埼玉県も業界に自粛を要請する方針。鴨下一郎環境相は京都市の方針が明らかになった13日の記者会見で「基本的に歓迎すべきだ。京都市の試みが全国的に広がるのは結構なこと」と発言しており、他の自治体にも波及する可能性がある。
『文体練習』 レーモン クノー
面白かったし、なんというか癒されもしたが、内容としては文学的な意味での「文体」と言うよりもただ文章の型のバリエーションを追っている感じで、半分くらいは純然たる言葉遊びの文例でしかない。語彙選択や語順、あるいは物語の展開の仕方にまつわる作文術の秘蹟の伝授を期待すると肩透かしの感もあろうかと思う。
しかし当たり前のことを敢えてつぶさに再確認してゆくことで得られる安寧の感覚というものもあろうが、この本の読後感にもその種の心地よさを認めることが出来ると思う。
Iraq war could cost taxpayers $2.7 trillionイラク戦争終結までに累積されるアメリカ合衆国の戦費の推計が議会で証言されたようだ。その額2.7兆ドル。ちょうどアメリカ合衆国の一年分の国家予算に匹敵する額だ。ただしこの五年で現実に掛かっている戦費は6460億ドルである。
秋葉原の通り魔事件の現場からのテレビ中継で画面に映りこむ野次馬のふざけた態度に怒っている人が、YouTubeやその他掲示板にいる。テレビ局が中継映像に与えている意味に反する態度を彼らが取っているから腹が立つのだろう。野次馬はエキストラじゃないのだからテレビ局の意図を斟酌する立場にない。従って個人として彼らが事件の被害者に対して冒涜的な考えを持っているとは限らない。
昨日、秋葉原で通り魔連続殺傷事件が起こったようだ。
以下直接関係はないかもしれないとも思うのだが、気になったので書いておく。
日テレの朝のワイドショー「スッキリ!!」で芝居がかったレポーターが「加藤さん、事件です」とキャスターの加藤(と言うかカメラ)に呼び掛ける演出は今でもやっているのであろうか。私はテレビ自体をたまにしか見ないからもうやっていなければはずれだが、もしまだやっているのならあれは止めたらどうだろう。別に他愛のない演出であるしそれ以前に表現の自由ではないかと言われればそうなのだが、地上波テレビのような大掛かりな装置は一定以上の公共性も持つはずだ。言うまでもなく、視聴者には様々な人がいる。
今回の事件の犯人と目される加藤智大容疑者(25)が統合失調症を発症しているかどうかは無論分からないが、もしそうかそれに近いなら「テレビからの自分への呼びかけ」に従って行動を起こした部分があるかもしれない。統合失調症傾向でなかったとしても、人格障害にも見られる自我の脆弱(Ego Weakness)等によって、ある種暗示的な状態が形成されていたと考えられなくもないと思う。それ自体が主たる原因とはならないにしても。
無論、これはただ私の思い過ごしでしかないかもしれない。しかしいずれにせよ、あの番組のあの演出はいろんな意味で余り好ましいものではないように思う。
「秋葉原で人殺す」=夢...ワイドショー独占-携帯掲示板で予告か-通り魔事件(時事通信)
2008/06/09-12:49
東京・秋葉原の通り魔事件で、携帯電話のネット掲示板に発生約7時間前、「秋葉原で人を殺します」とした予告と取れる書き込みがあったことが8日、分かった。
加藤智大容疑者(25)は書き込みを認める供述をしており、警視庁が調べている。
8日午前5時21分に「秋葉原で人を殺します」とのタイトルで記載。「車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います みんなさようなら」との内容だった。
書き込みは「時間だ 出かけよう」(午前6時31分)と続き、「秋葉原ついた」(午前11時45分)「今日は歩行者天国の日だよね?」(同)と記載。事件の約20分前、「時間です」(午後0時10分)と締めくくっていた。
同じサイトの別の掲示板には、事件前日ごろまで書き込みがあった。5日は仕事の不満が多く、「作業場行ったらツナギが無かった 辞めろってか」(午前6時17分)、「やっかい払いができた会社としては万々歳なんだろうな」(午前7時44分)とあり、「『誰でもよかった』 なんかわかる気がする」(午後0時5分)との記述も。
6日には「住所不定無職になったのか ますます絶望的だ」(午前1時44分)、「やりたいこと...殺人 夢...ワイドショー独占」(午前2時48分)、「誰にも理解されない 理解しようとされない」(午前3時35分)と書かれていた。
7日には「今日は秋葉原 お金をつくりに行く」(午前8時3分)、「無事借りれた 準備完了だ」(午後4時3分)、「明日は運転するんだから、お酒は控えめに」(午後7時33分)と記載。「もっと高揚するかと思ったら、意外に冷静な自分にびっくりしてる」(午後8時34分)と分析後、「中止はしない、したくない」(午後8時53分)としていた。秋葉原無差別殺傷(朝日新聞)
Man Kills 7 on Tokyo Street in Rampage (NY Times)
どうも写真を貼ってその高さまで本文が到達しないとレイアウトが崩れてしまうようで、昨日辺りに直していた。やったことは単純なことで「ブログ記事のメタデータ」のテンプレート内の外枠となるタグの<div>を<table>に変えただけだが、それに付随してスタイルシートの既存"display: block;"を当該<table>ではなく<td>に適用させる必要があった。そうしないとOPERAでは修正が反映されなかった。
多分これでメタデータを区切る破線が写真を突き抜けず下に接して表示されるようになっていると思う。
あと、前から一行が長すぎる気がしていたので、全体の横幅を40pxだけ縮めてみた。
しかし、色々テンプレートに手を加えてくるとそれらをバックアップしておきたくなるわけだが、一々メモ帳等にコピーして行くしかないのかなあ。movabletype備え付けのバックアップ機能にはテンプレートやスタイルシートの保存は含まれないみたいだ。
何なのだろう。さほど金にならない書籍執筆には労力を掛けたくないということであろうか、それとも元々国語能力が低いのか、あるいは法学を勉強しているうちにその能力を失っていくといもいうのであろうか。法律系の資格予備校が出版している参考書類に比べてもかなり質が低い。
『日本国憲法 第3版』 松井茂記
主に大学の法学部生のための教科書として書かれてあるらしいのだが、これ以上律儀に読み進めるのは時間の無駄であると思い、半分ほどで諦める。
以下理由。
・説明省略の不自然な濃淡
・直接に関係する修飾語と被修飾語の距離を短くしようとする作文上の基本的な配慮が希薄
・複数の文に分けた方が分かりやすいのに一文につなげて無駄に長くする
・冗語の非常識な多さ
・時に読点を多用しすぎて文意が不明になる
・全体に漂うやっつけ仕事的な雰囲気
『現代の法学入門』 山上 賢一
まったくの入門書ということで、上の本よりはまだ読みやすかったが、最後の二章くらいに破綻した文章が多いと思ったら、山上賢一氏自身の担当章だった。
先月末の元TBSアナウンサー川田亜子さんの「自殺」に関してネットのイエロージャーナリズムを中心に真偽不明のきな臭い話が出てきているようだが、私が興味を持ったのは川田さんの死後2日に登場して日刊スポーツにその相談内容を喋ったというカウンセラー氏である。彼が正式の精神科医か心療内科医なら刑法第134条第1項の、精神保健福祉士なら精神保健福祉士法第40条の守秘義務に違反している恐れが強いと思うのだが、臨床心理士かその他民間カウンセラーなのだろうか。臨床心理士の場合は努力規定に過ぎないが日本臨床心理士会倫理綱領があり、それには抵触していると思う。従ってよほどの魯鈍でないなら、この人物はおそらくは占い師とかそんな類に属する「自称」カウンセラーなのではないかと思う。記事の内容を見ても言ってることがいわゆる専門家的でない気がするのだが。
川田アナ「報道志望」仕事に行き詰まり...(朝日新聞:日刊スポーツ)2008年05月29日
26日に自殺した元TBSアナウンサーでフリーの川田亜子さん(享年29)が、亡くなる数日前にカウンセラーに悩みを打ち明けていたことが28日、分かった。川田アナが訪れたのは都内在住のカウンセラーA氏(38)で、主に仕事に対する行き詰まりを打ち明けたという。また、所属事務所はこの日までに川田アナの密葬を終えたことを発表した。
川田アナが自分で調べて存在を知ったカウンセラーのA氏を訪ねたのは今月中旬。初対面で約40分のカウンセリングは、川田アナが悩みを打ち明けることに多くが費やされた。
A氏 最初に孤独な感じですねと切り出すと「分かってもらえるんですね」とホッとした表情で答えていました。執筆業に転職しようか迷っていると。また「国(金沢)に帰りたい。その方が普通の幸せを得られるかも」とも言っていました。
私が「もう少し頑張れば」と返すと、報道の仕事に携わることを希望し、昨年春フリーに転じたものの、思うようにならない現実を打ち明け始めたという。室内のテレビには数日前に発生した中国・四川大地震の悲惨な現場が映し出されていた。「私は9・11テロをテレビで見て、アナウンサーになろうって思ったんです。今なら、リポーターとして中国四川に飛んで、仕事の傍らでボランティア活動をしたいのに...」と、寂しそうに見つめていたという。
A氏は多くの女性が悩んでいるだろう恋愛についても尋ねている。
A氏 「結婚はいつできると思いますか? でも、特定の人はいないんです。私は本気になれないみたい」とは話していました。孤独さは感じましたが、失恋などに陥った雰囲気はなかった。思い返しても仕事への失望、絶望感はあったけど、恋愛問題が自殺の要因になったとは思えません。帰り際に「またうかがってもいいですか?」と尋ねられた。まだ、うつ病のレベルでもなかったし、自殺だなんて、今でも信じられないんです。
川田アナの葬儀は遺族の強い希望でこの日までに密葬で営まれた。自分のブログにつらい心境を明かし続けた末に迎えた死の大きな要因に仕事があったようだ。
ネットラジオを聞いていてもブログを閲覧していてもちょくちょく出くわすのだが、自分が食事している様やその料理の画像等を他人に見せたがる人達がいる。無論メニューそのものが珍しかったり、作り方や値段などそれにまつわる有用な情報が付随しているのなら、そこまで違和感もないのだが、不特定の赤の他人にまったく何の変哲もない自分の食事風景や料理をただただ野放図に公開し続ける人がいる。ネットラジオだと敢えてマイクに向けてぺちゃぺちゃ音を立ててみせたりもする。
侏儒らしい優越感がそこにあるのかもしれないが、それにしても、一体何なのだろう。むしろ惨めさを訴えているのか。
最近のコメント
purplebaby≫MOさん Youtubeは、自動生成系の字幕の場合、複数の… (240325)
MO≫いつもありがたく使用させていただいています。 不具合なのか1… (240324)
purplebaby≫2023/10/16 15:49 コメント投稿者: 山田 隆… (231016)
MO≫はじめまして、便利で毎回使用させていただいていますが、1点リ… (230515)
wakamin≫もう何年も利用させていただいております。 srtだけでなく、… (230127)
sennapeng≫YouTubeの英語字幕を、ゆっくり翻訳できないかとググって… (220519)
tab≫初めて利用させて頂きました。 無料で公開してくださり本当にあ… (220507)
purplebaby≫イナチャン55さん、yosiさん、動作報告ありがとうございま… (211205)
イナチャン55≫早速の対応ありがとうございます。 数年前から秘密の宝ツールと… (211205)
yosi≫早速のご対応ありがとうございます。無事に srtファイルをダ… (211205)