今日のお昼にゼスト御池に一年振りくらいで行ってみたのだが、閉じられたシャッターのあまりの多さに慄然としてしまった。写真を撮ったのは正午0時半くらいなので、まさに昼食時の風景ということになる。各シャッターに張られている張り紙には、それぞれこれで閉店・移転する旨の挨拶が書き記されていたのだけれど、日付がお盆頃のものが目立った。お盆休みが一斉撤退の時宜になっていたのだと思えた。
ゼスト御池は、地下鉄東西線 「京都市役所前駅」から御池通に沿う形で展開されている中規模の地下街だが、河原町通・寺町通の中心的な商業地域から見ればその縁辺部に位置する。ただ地下鉄の駅から地下空間としてかなりシームレスに連続してるので、乗降客がコンスタントに供給される特典は付いている。
地下鉄東西線自体が毎日数千万円の赤字を出しながら運行されていると言われるが、これは主に建設時(バブル期)にした巨額の負債の利払いによるものだ。地下鉄の利用はそれなりにはされていると思う。
まだ紀伊国屋書店のあった頃、かなり頻繁にここに来ていた。今や様変わりと言っていいのだろうか、少なからずぞっとしないではいられなかった。
ゼスト御池の惨状
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