Amazon Japanの電子書籍は、現在、Kindle本体以外では携帯端末用のアプリケーション等で読めるようになってはいるのだが、パソコン用はまだ(というか未定のよう)である。Androidアプリをパソコン上でエミュレートできるBlueStacksというフリーソフトが去年くらいから出てきていて、重いとかバグだらけとかの評判を以前は読んでいたのだけれど、最近になって安定しているという声が出ているようなので初めてインストールしてみた。アプリ検索時にGoogleアカウントの入力を要求されたが、平穏にAndroid用のKindleアプリを投入できて動作も正常っぽく、Amazonに対するログインももちろんでき、さあ日本語版のKindleに何か面白そうな書籍はないかと直近のベストセラーを眺めてみたわけだが、これがあんまりない。うーん、ああいうのはどういう人たちが読んでいるんだろう?『イエスの涙』というタイトルの書籍の上巻が無料本ベストセラーの15位にランク・インしていて一瞬興味を持ったが、内容紹介を読むと思ったのと違う感じ(小説?)なのでやめた。ベストセラーは古典の方がまだ面白そうである。とりあえず、動作確認のため『吾輩は猫である』をダウンロードしてみた。
イエスは新約聖書の中で一度だけ泣くと言われる。それはラザロの復活の直前で、聖書を確かめるとイエスが泣かれたという記述が実際にある。本当にそれ以外にイエスが涙するシーンがないのかまでは私にはなんとも言えないが、少なくともイエスがラザロに特別の感情を持ったことは推し量られる。新約聖書には他にも様々なエピソードが記載されているのに、なぜラザロだけが特別なのか、以前から奇妙に思っている。
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