去る24日、運営サイトの環境が変わって殆ど遊んでいる状態のCentOS7サーバをコンソールから何気なく"yum update"したのだが、カーネル更新のところでスタックし、再起動を試みたらコンソール画面が右のようになってしまった。この状態で何もキーを受け付けない(含Ctrl+CやEsc)。SSHから入ることもできない。もう一度再起動を試みて、長いPENDINGのあと、サーバ会社のダッシュボードの管理ボタンは蘇生したので、OS再インストールを選択してなんとか処理は正常に実行された(ログデータ等は生き残っていたので完全な初期化ではないのだが、インストールしていたアプリ類はまったく残らなかった)。
こちらからサーバに置いていたものはすべてバックアップしてあったし、ちょうど利用の間で起こったので特に重い損害はなかったのだが、モジュール類の再インストールとか、アクセス解析ソフトの設定とかやはり相当に面倒だった。
"yum update"はLinuxのOSやアプリケーションに付随する更新作業をひとまとめに行うもので、ローカルマシンでLinuxを扱っている人は定期的に入力するに違いないありふれたコマンドだと思うけど、VPSでやるととんでもないことになるかもしれない。こういうのはサーバ会社は注意喚起しておくべき。
【参考】
・CentOS7 yum update 後、VPSサーバーにアクセスができなくなった
http://www-wp.dream.jp/search.php/?p=23141
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