2011年2月アーカイブ

 サイトを勝手にRSS化する汎用のサービスはすでにlivedoorがやっているのだが、一般的な規約が書かれてあるだけで具体的な法的解釈を近傍に探してもまったく見当たらない。仕方ないので関連を探ってぶらぶら検索していると、Googleキャッシュの法的地位に関する古い裁判記事を見つけた。なんだか懐かしい。合法判断の根拠としてISPの一時キャッシュ(たいてい負荷分散目的のはずなのに)との類似性を挙げているが、改めてかなりの違和感が・・・。
 総務省の法令データは開放されているし、自分専用で運用しているものも問題ないと思うが、一般サイトを編集処理して経由公開すると本来は何らかの法的な問題が生じるはず。
 ネット上の情報は全体が共有物なのであり、パスワード保護など積極的に防御されていなければどうしようとすべて自由、という考え方ももう一方であるかもしれない。が、これも自分としていまいちしっくりこない。

 やや風邪気味でパブロン。

 PCスピーカー新しくしたら音を大きくしても音割れしなくなった。実際大音量にする機会はそうないのだけれど、古いのはたまに大きくすると音割れでずっと気になっていた。

 農業と奴隷制のことばかり考えながら読んだ「反哲学史」もそろそろ終わりそう。

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 住んでいるマンションの地デジ工事は3月末までには行われるようだ。

 姪が第二志望校には受かった由。

 このところ(去年の夏に英語ことわざ辞典を面白く読んでいた頃からか)、ブログにほとんど読書メモを書かなくなったわけだが、私のことなので無論読書していないわけではない(今も木田元の「反哲学史」を読んでいる)。書かなくなった理由は自分でもよくは分からない。私は元々書きながら物事を考える癖があり、このブログの特に読書メモはそういう意味での遊び場だったのだが、簡単に答えが出ないような自前の主題に囚われている状態だと、思考の写し絵として書かれたものは、読み物としてほとんど眼も当てられない代物になる。基本的なまとまりがなくなって、有意な結論は更になく、事後の加筆修正も多くなり、とても他人に供する読み物にはならなくなる。ありがちなレビューのように内容だけ小器用にまとめることは気恥ずかしく初めからするつもりもない。霧が晴れたら再開するかもしれない。

 とは言え、このブログのアクセス一位はずっと英語版Wikipediaの項目を和訳した「英文拙訳」カテゴリである。

 ネット発の括りでは最も有名な日本人の一人であると思われる西村博之氏は、「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」などと言っておきながら、2ちゃんねるに書かれたDHCに関する虚偽情報を鵜呑みにして自身のメルマガで拡散してしまい、DHCに訴えられ敗訴したわけだが、いまだにこの決め台詞を使う人がいてげんなりする。実際には、ネットであれなんであれ、本当の意味で嘘を嘘であると見抜くことはそう簡単なことではない。と言うか、ただネットを使うのにそんな高度なディシプリンは元来必須ではない。単に留保的態度で臨んでいればだいたい事足りるはず。パーソナリティーにやや反社会的な傾向があるかもしれない西村氏においては、単に「だますほうよりだまされるほうが悪い」と言いたかっただけなのかもしれないけれど。

 正月にsocket命令関連で個人的なブレークスルーがあったので、この初級レベルperlをもってして何か作ってみたいが、あんまりアイデアが思いつかない。RSSに非対応のサイトを勝手にRSS化するサービスがあり、問題ないなら自分も個別的にやってみようかとも思うのだが、肝心の対象サイトが選定できない。興味あるサイトは大体RSS対応している感じか。

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 平生のくだけた人付き合いにおいて、間違えても相手をだましてもまったく恥じたり悔やんだりしない人がいる。ただし、だますことに直接的な快感が生じている感じではない。自己評価(self-esteem)がきわめて高いのだろうが、それだけでなく、自己の美意識に倫理的感情が(正にも負にも)殆ど入り込んでいないような感じ。自己愛型として、理系の微妙な秀才タイプに多い気がする。

 先日ニコニコ生放送を観ていたら、ジャーナリストもどきみたいな一般放送者の人が「上杉隆氏の自由報道協会は第二の利権団体を目指しているに過ぎないのではないか?」という趣旨のことを口走って、世の中似たような疑念を持つ人がいるものだとちょっと感動した。また、上杉氏自身がどこかで「日本記者クラブ批判は自分のライフワーク」というようなことを言っていたと思うが、これもなんだか危うい物言いだ。例えば早晩記者クラブが潰れるようだとライフワークには当然なりえない。早晩潰したいと思っていてもそうだろう。

 最近買ったスニーカーのくるぶし付近が当たって痛い。

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"オークションの考え方"記載せず、総務省が提出する電波法改正案が判明 (日経新聞 2011/2/1)
周波数オークションはなぜつぶされたのか(ASCII 2011/2/2)

 1月6日の毎日新聞の独断専行はいったい何だったのでしょうか。今となって「誤報」なのだとしても、記事当時には何か肯定的背景があったはず。
 ただ、政府として案の段階で意図的にリークしてまだ世間の反応を窺っているということはありえないことではない。いずれにせよ、ここまで情勢がくるくる変わると、また変わるのではないかと期待できなくもない、かも?

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