A Winner's Lie

 昨今NYTのHiroko Tabuchi のツイートが炸裂してて、まとめて一気に読んでた。この人はだいぶ前からリストに入れていてかなりな人だとは分かっていたのでそこまで驚かないんだけど、仲間の朝日新聞が慰安婦問題ではしごを外したせいか多少の焦りが出ている感じかもしれない。
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我々が『性奴隷制』によって意味しているものについて日本に混乱があります。慰安所を経営することそのものがひとつの性奴隷制の行いなのです。

 Tabuchi氏が、慰安婦問題をどう捉えているかは全体に必ずしも明確ではないのだけど、ある程度はっきり述べたと思える箇所が上の引用だと思う。慰安所が日本式のもののみを指しているのか、世界中にあった公娼制度全般を指したものなのか不明だが、仮に後者だとするとある種の理想主義としてそれなりに筋は通る。しかし、前者だとすると(たぶん前者なのだとは思うが)、なぜ日本式の慰安所だけが奴隷制なのかという厳密かつ込み入った議論になっていくだろうと思う。
 しかしおそらくそんなことの説明はNYTは永久にしないのではないかと、Tabuchi氏の「わかってない」多量のツイートを読みながら思わざるを得なかった。本気で日本の過去の慰安婦制度が奴隷制だとNYTが思うなら(すでに世界中の歴史家の定説だみたいなことも書いてたが)、論点を整理してなぜそうなのかテキパキ解説すればいいだけのことである。しかし実際に彼らがやっているのは、一方のサイドの証言や解釈のみに依拠してレッテルを貼ることである。
 思想的な理由なのか、商業的な理由なのか、政治的な理由なのかしらないが、別の目的を持っていると考えても、そう見当外れではないように思う。
 NYTが朝日新聞のように誤りを認めることもないと思う。

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