得体の知れぬ放送行政

日本版FCCがいよいよ検討開始,総務省がフォーラム立ち上げ(日経ニューメディア)

 原口総務大臣が就任早々に、党の政策方針であったはずの周波数オークションに対する慎重姿勢を打ち出したので、私として既に非常に気持ちが萎えているのだが、日本版FCCをどういうものにするかを議論するフォーラムが今次発足するようだ。「国民の権利保障等の在り方~」と銘打っているのが微苦笑を誘う。第1回会合は2009年12月16日に行われるらしいが、議事録は公開されるのだろうか。不都合な問題を無視・矮小化しながら、結局はありきたりに通信と放送の融合促進やBPOを多少拡充するみたいなことで納まりそうな予感がする。
 フォーラムに呼ばれたジャーナリストの上杉隆氏がブログで何かコメントをしている。

自分の仕事分野のルールを、政治家とか、役人とか、学者とか、業者とかに勝手に決められてたまるか、ということであります。

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