御所で大文字を見てきた

CIMG0608.jpg 五山の送り火のひとつ東山の大文字を、ちょうど点火の辺りから見ることが出来た。京都御所から大文字を見るのは二度目で、人出は前回とそう変わらない感じか。見物人は老若男女様々だけれど、かなり本格的な撮影機材を持ち込んでいる人、文化財の建物の壁に近付きすぎて警報を鳴らしてしまう人、和服の女性に浴衣の子供たち。前の記憶とオーバーラップすることが多くなんだか懐かしいような光景に感じられる。
 火が点き終わるまぎわに人々が逸って立ち始めた時、「前の方座ってください」の声が三脚の並んだ方面から幾度か飛んだが、あまり従う人はいなかった。
 何年か前、西大路通りと北大路通りの交差点辺りから西側の左大文字を見物したこともある。やや早く着いてしまったのでどんどん文字に近寄っていったら、鉦や太鼓を打ち鳴らし何か詠唱しながら火を点けているのが分かった。送り火を遠くから眺めているだけでは分からないことだった。
 今回の京都御所では、デジカメが夜景モードにしても露出が出ず全然うまく撮れないため四苦八苦。ちゃんと燃えているのは一時間もないので、とにかく設定を色々変えてシャッターを押しまくる。結局八割方ダメだったが、何とか見れなくもない(?)一枚をこれに。めったに使わない動画モードでも撮ってはみたのだが、帰って再生してみると中央に微小な画素欠けのようなものを発見。うーむ、買ってからまだ一年位なのだが、元々だったのだろうか。静止画には影響を与えないようだ。

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