今週初めにデスクトップPCのOSを再インストールする羽目に陥ってしまった。
古いフリーソフトをWindows7上で動かしたのが事の発端だと思うのだが、CPU使用率が当該ソフトを閉じても100%から戻らなくなり、もちろんそれ自体も良くないのだが、たまたま同時に開いていたブラウザのフラッシュプレイヤーの調子も連動して悪くなって、何とか改善しないかとフラッシュの入れ替えやAMDのビデオドライバを最新にしたりしていたら、OS起動時に必ず「kdbsync.exeは動作を停止しました」というメッセージが出るようになってしまい、クリーンインストールする決断に至った。
この、ビデオドライバソフトによる「kdbsync.exeは動作を停止しました」というメッセージは、ある種のアップデートの失敗のようで、検索するといくつか関連・類似がヒットする。改善策としては、部分機能をアンインストールする方法とレジストリをいじる方法があるようだったが、潜在的に事態が複雑化していると思えたのでどちらも採らず、根本治療することにした。
その他、Microsoft Security Essentialsの「フル」モードで2度スキャンして検出ゼロだったので、ウィルス等が原因であることは考えにくい。
HDDフォーマット前に、クロスケーブル経由でノートPCにほとんどのデータを退避。LANボードもケーブルも100Mbpsには対応していたのだが、もう一段上の1Gbpsが欲しいところだった。ただ、あまり高速になるとHDDの処理速度等も転送速度に関わってくるかもしれない...。
Kindleストアでハインツ・コフートの『The Restoration Of The Self』を買ったので、まずは予習かたがた和田秀樹の新書を2冊読んでいた。和田秀樹でコフートに出会う人は少し不幸な気もするが、どうなのだろう。私は『The Analysis Of The Self』の邦訳と他の作家による『コフート理論とその周辺』という入門書をすでに(漫然とだが)読んでいたので、コフート派・和田氏に対する名状しがたい違和感を保持し続けることができた。と言っても、相対的に、和田氏は「それなり」にはまともな人だとは思った。少なくとも商業マスコミに出てくる精神科医に限れば幾分ましなほうであるかもしれない。(私は商業マスコミによく出る精神科医は本業で問題を抱えてるのでは?と疑っているところがあるので要注意)
このブログからも推察できるかもしれないが、私はどちらかと言うとクライン―カーンバーグのラインを素人なりに好んできた。ただ、コフートが嫌いなわけでは特になく、独立峰的なイメージを持っている。
予習は終えてさあ本体を読み始めようと思っているが、どういうわけか気が進まない。
利他とか、喜びを他人と分かち合うとか、そういったことが最近個人的に気になっているのだが、コフートではあまりいい「化学変化」を期待できない気もする。しかしまあ、あまり無用な先入観を持つのはよそう。
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