このところ、多少なりとも英語力が上がってきたんじゃないかとうぬぼれていたのだが、コフートの難解文章で一気に打ちのめされている。しかし内容については裏腹にひどく面白くなってきてしまった。「The Restoration of the Self」、長いことうっちゃっていたのが惜しいが、しかしなんとかあのめんどうな文体解読のコツをつかまないと、今のままでは読む速度がのろすぎてストレスが募る。いまさら邦訳買うのもなぁ...。
紹介される各症例も興味深いのだが、本書ではいわゆるフロイト派の学者を念頭におきコフートが個別的に異議申し立てしていて、そこそこ戦意に満ちてもいる。
コフート自身はもうとっくの昔に亡くなっているのだが、ライバルといわれたカーンバーグの方は高齢だが一応まだご存命のようだ。しかし彼ら以降のスターは今の時代にはいない。時代のスターを生み出していた各セクトの力が弱まっているということなのかもしれない。
何か地殻変動のようなものが起きている気はする。
「薬」の時代?
しかし薬で治った人もあんまり見たことがない。
昨日のエントリーでハイフン(‐)とダッシュ(―)を混同して書いていた。英語圏の辞書サイトで調べてみるとハイフンとダッシュ記号は全然別物であり本来どちらかがもう一方を含むような関係ではない。違和感が残っていたからなんとか勝手に気付いたけど、間抜けだった。
BMI20.0。
微妙なダイエットが効いたっぽく体調が上向き。
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