2017年2月アーカイブ

# yum -y install perl-LWP-Protocol-https

【追記1】:2017/02/27
 原因判明した。CPANからのインストール先がroot配下になっていた(rootでしかアクセスできないエリア)。だからインストールされているのは事実だがApacheからアクセスできない。しかもこれはCPANのデフォルトの状態らしい(なにそれ)。
 修正の仕方は、root配下の~/.cpan/CPAN/MyConfig.pm内で'makepl_arg' => q[INSTALLDIRS=site],および'mbuildpl_arg' => q[--installdirs site],となっていることを確認。そして、~/.bashrc
内の/root/perl5/を含むエクスポート項目をコメントアウトする。これらはhome配下にも同名の設定ファイルがあるが、もちろんそっちは関係ない。
 なんで今まで気づかなかったかというと、最初にCentOS7をセッティングした時に上のようにyum経由でめぼしいモジュールを大量にインストールしまくっておいたからだと思う。それでずっと今までもっていた。
 一体なんでCPANがこんなデフォルト設定になっているのかよくわからないが、セキュリティ的なことなのだろうか。
 下記リンクはおんなじこと言ってた人。

・Installed CPAN Modules in Problematic Location
http://stackoverflow.com/questions/33636231/installed-cpan-modules-in-problematic-location

 これの回答者の雰囲気からしても、rootで(どこの馬の骨ともわからない)モジュールをインストールする事自体が非推奨っぽい。確かに他人にサーバを貸しているとかならそうなんだろうけど、ね。


【追記2】:2017/03/01
 追記1のやり方は(ちゃんと出来るけど)わりかし非推奨みたいなので、CPAN経由ではユーザーでログインしてからインストールすることにした。考えてみればそこまで手間じゃない気もしてきた。あるいはrootでyum。
 借りてるVPSやmintだとこういうことは起きなかったので、やや面食らったけど、何とか落ち着いた。

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 運営サイトのPVは去年の中盤くらいまで3万5千/日前後を保っていたのだが、終盤になって3万/日前後に落ち込んでそのレベルのまま今に至っている。また、利用している既存のネット広告の収益が今月に入ってから激減していて、新しい会社に申し込んで承認を受け多少ましだが、なぜか振り込みが三井住友メインでそれ以外は一回につき500円以上手数料を取るということらしい。仕方ないので今日三井住友で口座を作ってきた。
 去年の四月にさくらサーバからアクセス過多の指摘を受けて以来負荷になる開発を止めてしまったことがPV低下の原因かもしれないと思っている。あとやっぱりユーザーの意見を遮断しているのもよくないんだけど。不具合に一週間気づかなかったことがあった。
 3月は決算月で例年多少なりとも広告収益が良くなるらしいのだが、今年は2月の落ち込みが激しくどうなることやら。
 いずれにせよ、なんとなく曲がり角感がある。


【追記1】:2017/03/25
 繰り返し処理内のパターンマッチをリファレンス化するなどしてスクリプトの軽量化を図り体感的にも効果あったような気がしたが、さくらサーバコントロールパネルの「CPU使用時間」の水準はそんなに変わらず。なかなか難しい。PVは2月頃の最悪期に比べると僅かに戻している感じもする。単に春休みだからかな?


【追記2】:2017/03/27
20170327.png
 追記1の処置は20日か21日頃に投入したと思うのだが、残念ながらCPU使用時間は殆ど減らなかったけど、503エラーは多少なりとも減っている(ような気がする)。

【追記3】:2017/04/02
 文字をShift-JisからUtf-8にエンコードするのに、モジュールをEncodeからUnicode::Japaneseに変えたら"①"などの機種依存文字が文字化けせずに変換されるようになった。わーい。ただよく考えたら(古い型の)マックなどではこの"①"のような文字は別の文字であるはずなので、文字化けしなくなったからといって「正しく変換されている」とも言えない気がする。処理もやや重い説があるが、少なくとも文字化け起因のマイナーな不具合が出なくなったので、ややましということでこれで行くことに。
 あと間抜けなバグをまた見つけて凹んでいた。自分のブラウザ(IE)のセキュリティ設定がいつの間にか変更されてたみたいで、設定をデフォルトに戻す機会があって露見。
 デバッグの方が大変。

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img663.jpg Bivi二条では23日に公開終了予定ということで、今日午前になんとかかんとか映画『沈黙』を観に行ってきた。
 ネット上で賛否あるみたいだけど、スコセッシがラストシーンで棄教したはずのロドリゴの棺桶に十字架をしのばせたのは、個人的には分かりやすくて悪くないと思っている。広げた大風呂敷にしてはこぢんまりし過ぎているが、この度を超えた物語は収めようがないので、あれでも仕方ない。日本上陸間もないロドリゴらが切支丹村民の告解を日本語で聞く場面(話し手の片桐はいりが長崎弁に移行する)は原作にも同様の破綻があったと思うが、立ち入って文化衝突を描こうとした場合不可避的な面もあると思う。逆に言えば、現実には言語の違いがその種の激突の全面展開を緩和させているかもしれない。日本人のキリスト教がどこか異質である原因が、日本語(に宿る思想性)の壁によってその深部への侵入が防がれているから、とも言えるかどうか。
 いびきのような音声に笑うがその正体を知らされ戦慄するクライマックスシーンも微妙に改変されていたと思う(元々無理があるわけだけど)。
 日本人や日本文化の描き方についても微妙な面があったように思うが、相対的にはましな方かもしれない。
 遠藤が『沈黙』で扱った主題は彼(誰でも)の能力を超えたあまりに大きく難しい問題なのであり、それ故原作段階ですでに破綻が多いわけだが、遠藤およびスコセッシの「蛮勇」に(改めて)賞賛を送りたいと思った。
 ★★★☆☆

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 前回'aim-inhibition'項目の短い文章の和訳に思いの外手こずって、何度も書きなおしてしまった。
 動物行動学者のローレンツが、「攻撃しないことが愛情対象であるということ」みたいなことを書いてたと思うけど、そのことを人間に置き換えたという意味においても'aim-inhibition'の価値は重い。しかし人間の場合動物よりもっと高度で、言語的意識も絡むのであり、そういう面では'aim-inhibition'は弁証法の「止揚」にも似ている。
 内的に未成熟な親は悲劇を生みがちで、人生上のストレスの掛かる地点で適切に'aim-inhibition'できるかどうかが岐路になると思われる。相手が一人の他者であり、物でも道具でもペットでも自分でもないということ。

 『沈黙』観に行かないとなぁ。あんまり気乗りしていない理由は以前観たメル・ギブソンの『パッション』の見せ場(?)であるイエスのムチ打ち長回しシーンの通俗感というかアメリカ映画の払底感というか「こんなことして客寄せしてなんになんの?」みたいな落胆が記憶の隅に残っているからということもあると思う。スコセッシは芸術家としてのレベルがもう少し上のはずだが、時代の流れで、拷問シーンで過度にセンセーショナリズムを追ってるとかだとやだなぁ。
 いちおうまだ猶予はあるはず...。

 最近またきなこヨーグルト食べまくり。

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