2014年11月アーカイブ

 因果関係ってものは難しい。今の人間に把握できる直接的な因果から外れれば無意味・無関係と言えるわけではないかもしれない。
 「前後即因果の誤謬」というのがあるんだけど、こういうのは既知の因果関係から外れるものを全て排除するような傾向があると思う(そうなりがちだと思う)。
 何を因果とするかは簡単な事じゃない。

 他人にアドバイスするって(改めて思うのだが)多少なりともこわいことだ。アドバイスする側はある意味全存在が試されている、かも。
 俎上にのぼっている物事に関する知識は当然のことだけど、教える相手の人物把握もなければならないし、ひいては自分がどういう人物であるのかも試される。間接的な条件や周辺状況ももちろん。それら様々なことが本質において整合しなければ現実的かつ積極的な効果をもたらさない。二十歳を超えたようないい大人が軽率にドグマを他人に押し付けている光景は相当間抜けかもしれない。いや、単に間抜けだけでは済まない、暴力の根源となっているような局面も往々にしてあるかも。

 最近『カラマーゾフの兄弟』の私生児スメルジャコフのイメージが何故か脳裏を横切る。特に「ぼくのお金...」とスメルジャコフが縋るようなシーン。あれは作中どこのシーンだったのだろう。スメルジャコフは、兄弟たちの父親が街で有名な白痴の女性を酔っ払って強姦して生まれてしまった腹違いの子。
 読み返したい気持ちがふつふつ湧いているが、今は無理かなぁ。

 ちょっと風邪引いていたが、鼻風邪みたいだった。

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 真実が顕現したと思う自分の反応がものごとの真実性を保証するわけではないことは言うまでもないわけだが、曖昧な記憶や観念に思いがけず具体的な形が与えられたような瞬間などは気をつけねばならない。私も最近経験して反省しているのだが、「これだ」と思ったら一呼吸置くのがいいであろう(と、平静な時は思うものである)。

 英語の幼児語で'No.1'はおしっこで、'No.2'はうんちのことらしい。そういうTシャツを着ているアメリカ人はよくいる。

 英語の幼児語のうんちといえばpoohがあるみたいだが、私のいつものマグカップには"We will build an Eeyore House with sticks at Pooh Corner."と記されている。この場合のPoohは熊のプーさんのことなのだろうけど、"pooh corner"ならうんちコーナーともとれる。目につくたびなんかやだなあと思いながらもずっと使い続けている。何度も派手に落としているのにまったく割れない。

 このところ眠れないから体調悪いのか、唇切れまくりである。

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 結局新サーバの方契約した。で、こちらのサーバの年会費も払った。それで、普通ひとつのサーバに当然あるような機能をわざわざふたつに分担させる不効率な構成になった。双方ともいわゆる「格安サーバ」なので費用約倍にしてもそこまで負担ではないし、これで別サイト通信部分のメンテナンスにほとんど時間を取られることがなくなるとは思われる。なんでこんなことになっているのかは諸事情あってのことなのだが、完全によそに引っ越す決意ができなかったからとも言える。

 人の少ないこのブログはどこかの無料ブログにでも移るなりすればいいことかもしれないけれど、もうひとつのサイトは多少は人がいるのでやり方が難しい。ドメインを変えて閲覧者が激減したようなことを書いているブログもあってやや苦慮した。で、結局ドメインは変えずに必要な機能だけを新しいサーバに移転する形にした。
 動作そのものは今のところ何の問題もないようなので、それに不満はない。

 手を広げようとするとわからないことだらけで、Javascriptで千項目くらいの並び替えをした場合にネットブックや古いスマホなどCPUの弱い端末でどういうことになるかとか、PerlでUnicodeエスケープを扱うにはどうしたらいいかとか、そういう感じのことにとらわれている。まだよく分かっていない。


追記(2014/11/20):
 いっさいどこにもリンクを張ってないはずの新サーバに、なぜか外部(crust-r.net)からアクセスが来た。しかもリファなし(直接URL入力して来てるってこと)。いったいどうやって?
 まぁ.htaccessで自分とsakura以外弾いてるからまず大丈夫なんですけどね。ふぉっふぉっふぉ。
 もしかしたらsakuraサーバの人がユーザーの運用把握のためそのアクセス先を巡回したりしてるのかもしれない。そういうことだったらどってことないが??

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・中曽根元首相が「土人女を集め慰安所開設」! 防衛省に戦時記録が
http://lite-ra.com/2014/08/post-413.html

 こないだの中曽根元総理の海軍時代の話で、詳しい日本語記事(上記リンク)がすでにあって、遅ればせながら読んでみたら非常にどんより。
 最初にブルームバーグの記事を見つけてそれ見たことかとなぐり書いてしまったのだが、どうやら上記記事が示す事実として、私の受け取り方と相当ニュアンスが違ったようだ。
 というわけで、先のエントリーは削除することにした。あーあ。

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 眠れないのでなんかたらたら書く。

 また自作CGIサイトで悩んでいて、やめてしまいたい気持ちとせめぎ合っている。
 新サーバのお試し期間は23日まで。
 突き抜けようにもプログラミングの世界は奥が深すぎてすこぶる危険。

 今近くを救急車が通っているが、深夜の誰もいない道でサイレンを鳴らし続ける意義についてかねてより疑問だ。

 私は鬱病になったことはないと思うのだが、強めの抑鬱的なストレスに曝された時に、鬱病関連の読書体験が役に立っているような気がする時がある。現実は結局受け留めるしか無いのだ。

 しかし我ながら元気にはなってきたなぁ...。

 遠藤周作のエッセイで井の中の蛙のその後というのがあって、外に出てきてその広さにびっくりして死んでしまうということになっていた。
 そういえばマーティン・スコセッシは「沈黙」を撮り終えたのだろうか?

 比喩を許さない人というのは時々いる。無論事務的な会話だけで許さないのであればある程度理解できなくもないわけだが、比喩や喩え話を普遍的に嫌うような人はある種の疑いを持たれてもしかたがないかもしれない。どういう疑いなのかは書かないが。
 ノーベル賞の中村氏は喩え話を許すだろうか。
 しかし、イエスは喩え話が好きすぎる。

 人間欲をかくということはあるけれど、なにかの稀な幸運に浴した者がさらに稀なる幸運を求めるというのはなんだろう?ナルシシズム(→自己特別視)と関係がありそう、というか人の蒼古的な全能感が今に妨げなく支配力を行使するみたいなことかもしれない。ある種の気のゆるみというか。

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 工事がほぼ終わって、足場やシートが取り払われた。
 そうして、マンション外壁塗装の真の目的が判明。
 壁面に新設される広告スペースを目立たせるため、その周囲を暗色にする必要があったのだ!※1

 別ドメイン、また泣きたくなるような初歩的バグを発見して呆然。
 新リロード機能を入れて一旦人が増えかけたのにじわじわ元に戻った原因がこれだったかも。あーあ。しかし今日気付いて修正はした。
 通信機能を改善するために他のサーバ会社のお試しに申し込んでいる。
 実は先月から広告料のあがりが月一万円くらいになってきている。まだ微妙といえば微妙だが。
 いったい私はどこに迷い込もうとしているのか...。

 新しいガステーブルいいんだけどガス代妙に高くなった。調子に乗って頻繁に使ってたということもあったとは思うが、基本的に火力が強くなったんだと思う。中火・弱火を心がけてみよう。

 なんか新サーバの試用期間が開始された旨のメール来た。


※1そう思わないと納得出来ない変なデザイン!

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 案の定あんまり体調よくなかったがどうやら復調。
 当分飲酒はしない。

 グノーシス主義はかなり現実逃避的な考えで、ああいうのはたぶん相当に過酷な状況が背後にあったからこそ生まれたものに違いない。戦争・疫病・飢饉など生半可じゃない極端で悲惨な事態の継続が、この種の激しい厭世感情を生み出すものだと思う。正統のキリスト教会がグノーシス派を「異端」とするのは区分けとして仕方がないしある意味では当たり前の判断かもしれないが、チェスタートンのような比較的恵まれた生涯を送った一般人がグノーシス派を批判するのは、どこか違うような気がする。思想の背後にあるかもしれない極限的な苦悩に値段をつける資格が彼にあるような気がしない。
 弱いものいじめするなってわけじゃないが、なにか私のセンサーに触れるものがないではない。
 確かに、目の前のワインとキリストの血との区別が付くほどには、現実検討能力が適正に保たれているに越したことはないのは普通その通りであろうが、たとえば中世欧州にはそう思い込みたくなるほど激しい苦痛に満ちた大状況があったのではないか。あるいは、虚を実と思い込むことでどうにか現世を受容する気力を得た人々の着想なのだとしたら、「それとして」許されるべき思想ではないかと思うわけなのである。

 別ドメインに新リロードシステム入れたがうまく動いていると思う。ただし400PV/日弱くらいのページにのみ入れた。負荷を考慮して全体には入れないであろう。
 しかしなにやってんだろうなぁ、我ながら...。

 二条城は秋のライトアップ期間中みたいだったが、何かイベントをやっているのか夕方相当人が並んで、「ここが最後尾です」的な看板を持った整理の人まで出ていた。
・水槽と光と映像、金魚たちの新たなアート世界遺産でアートアクアリウムが開催!
http://kansai.pia.co.jp/news/art/2014-10/post-127.html
 これだったのかな??

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 チェスタートンが、パンやワインをキリストの現実の肉体や血として扱うグノーシス派を非難していたけど、別にいいじゃないかと思った。

 イエスが単に統合失調症者だったのではないかという仮説を紹介していたのがチェスタートンだったかどうか、忘れた。とにかくなんかで読んだけど、いずれにせよ微妙なとこだ。少なくとも近代的な概念としての統合失調症の歴史はわりと浅い。だからイエスの時代に統合失調症が無かったと主張することもできるかもしれないが、それに相当するものもなかったかどうか。

 やばいなあ。あんまお酒強くないのに、今日だけで赤ワインひと瓶飲んでしまうかも。さっきまで酔っ払いながらjavascriptのコード書いてた。酔わないとやってられない的なところもあるのだが。
 うーん、あの自作CGIサイト、いったいどうしたらいいんだろう。

 新しいガステーブルわりといい。グリルでピザ焼いてるが、見てないと焦げる。

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 あるデータが更新されたかどうかajaxで打診して、されてたら全体をリロードするみたいな処理を自作CGIサイトに入れようとしてるんだけど、サーバの負荷が心配。打診はいくらなんでも10秒毎ぐらいにはしないと用をなさない。現在ユニークIP2千くらいだからまだ大丈夫だと思うけど、利便性が上がるとそれはそれで人が増える可能性がある。
 意図的に中途半端な導入の仕方をするかもしれない。

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