思いつくままのブログ記事

 近場の桜はほぼ散ってしまった感じだが、山際だとまだ咲き始めのところもあるようで、見頃が長くていいといえばいいが、なんだか寒い春である。ずっと風邪気味。

 英文拙訳の「スプリッティング」は訳し直すのが面倒、というかあまり厳密にしようと思うといたちごっこになる可能性があると思えるので、今は旧版のどうしても間違っていると思う箇所に控えめに訳註を入れておくことにした。何日か前にどこかにURLが貼られたのか急にアクセスがあがっていて慌てたのがこの再訳ムーヴメントの私的起源である。新版もWikipediaとしてそう代わり映えのない感じなので、再訳を更新するかどうかは未定。訳は元記事以上にはならないので際限がない。

 Windows7対応の純正メールクライアントはオンラインからインストールするように限定されてるみたいで、仮に何らかの理由でネットに接続できなくなったPCで、更に当該メールクライアントも壊れてしまっている場合に、保存してあるメール内容の閲覧や印刷もできない状況がありえるのではないだろうか。ローカルだけで復旧できない?

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 I-TUNESでFOXNEWSを聞いていたら、福島原発の話題のあとCMに行ったのだが、CM枠直後に歴史トピックのようなものが挟まれて、偶然なのかわざとなのか、真珠湾攻撃に対する当時のアメリカ側の反応の記録音声が流された。
 キリスト教圏では今回の災害が"APOCALYPSE"と表現されたりしてキリスト教的な因果応報として理解されている面があるが、特にアメリカ人の内心にはそれに加えて愛国精神を誘因とするある種のカタルシスも発生しているように思う。実のところ、三陸の光景を、例えば一面焼け野が原と化した過去の広島や長崎の光景に(無意識的に)重ね合わせているアメリカ人は少なくないのではないか。宗教的必然による勝利として。
 日本のマスコミは米軍の協力を強調しようとするが、米軍にしかできないことがどれだけあるか疑わしい。また少なくとも人員不足を補っていると言えるのかどうかもよく分からない気がする。一応同盟関係ではあるらしい。
 ニューヨークタイムズに載っている福島の放射線量に関する時系列グラフに、日本政府が発表しない情報が含まれているとして、色々憶測が飛び交っているようだ。鬼の首を取ったようなことを言っている人もいるが、このグラフの元ソースは東京電力の測定データで公開されている。ドイツやノルウェーによる放射性物質の飛散予測シュミレーションの仮説性や、アメリカ政府の在日アメリカ人への退避勧告範囲の根拠が予測値であるなど、データの出所と質への見極めが大切だ。
img314.jpg 最近、中韓やロシアが先の放射能汚染水の放出が自分たちに無断で行われたことに不快感を示したりもして、日本政府に対する海外からの風当たりが微妙に強まっている感じがあるかもしれない。海流的には中韓やロシアよりも当事者に近いと思われるフィリピンや台湾は、放出された水の汚染濃度が低レベルだとして穏便な反応であるようだ。最も影響があるかもしれないアラスカや太平洋島嶼群を持つアメリカには事前に承諾を得ていたことが報道されている。と言うか放出はむしろアメリカ側からの提案(命令?)に近かったようだ。海流を横断・縦断して広く回遊する魚もいるので海流だけ見ていればいいわけではないだろうが、EEZに近接するロシアはまだしも中韓の反応はやや奇異だ。いずれにせよ、日本に対し積極的な野心を持つ国々は、今回の震災に対して一応の儀礼的弔意は表しながらも、鵜の目鷹の目で付け入る隙を狙っているのだろう。

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 就職用の願書あるいは履歴書という意味での"Entry Sheet"は英語として存在しない。願書の場合は"Application"で、履歴書の場合は"Personal History"や"Curriculum Vitae"、"Resume"などを使う。ちなみにスポーツ競技会などへの参加申込書でも"Entry Blank"を使い"Entry Sheet"などとは言わない。
 すでに常識化してしまっているのは承知だが、この得体の知れない和製英語がいつどこから何の必要で出てきたのか多少不気味だ。

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 元々最高時速80キロしか出ないはずのおんぼろ自動車の運転手が、なぜかアクセルと同時にブレーキを踏みながら「この車は本当は時速200キロは出るんだけど今はブレーキを踏んでいるからこんなにのろいんだ」と奇妙な見栄(?)を張っている。これはアルコール嗜癖者のパーソナリティのあり様に、割とダイレクトに置き換えられると思う。つまり上の話のブレーキが、そのままアル中者にとっての飲酒なのだ。
 故意にブレーキを踏み続ける限りにおいて、みすぼらしい(とあくまで本人が思う)正体を隠しおおせていると(あくまで本人が)信じることができる。ある意味、頭隠して尻隠さずみたいな話で、理想化された内容を他者が信じることは実際あまりないとしても、否定されえない曖昧な部分に依拠して当人が幻想を保つことができればそれでいいのだ。アル中者の「本当の自分はこんなものじゃない」「今は手を抜いているだけなんだ」式のほのめかしや雰囲気作りひいては生活態度は、かなり共通するもののように思う。彼らは決して理想化された「本当の自己」を実践的に証明しようと試みたりはしない。認めたくなくても現実が最高時速80キロなのは経験的に分かっているので、あえて自らにブレーキをかけて正体をくらませ(ているつもりになり)ながら、どこまでも空想をほのめかすだけなのである。
 甘い幻想から醒めないために、幾らかでもブレーキを踏んでいなければ進むことはできない。
 これはむしろ過度な嗜癖者の全般に亘って出現しうる特徴とも思われるが、アルコール嗜癖が分かりやすい。ただ嗜癖者でなくとも、局所的・一時的になら誰でも経験する弱さ、人間の滑稽さであるかもしれないが・・・。
 自己に対する'Devaluation'。

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 芸人等のチャリティーイベントがただの売名や便乗商法でありえないのは、チャリティー対象の禍害が世間に周知されていないか周知されても無関心な場合だけだ。今回の震災は徹底的に周知され且つ非常に高い関心を呼んでいるので、芸人側がごまかせる余地が極めて少ない。例えば、元々自発的に寄付するつもりの人々をイベントに集めてそれらの金を一塊にしたところでマクロ的な募金額の増加には寄与しない。単に彼らの寄付の実行に伴って時宜に適わぬお祭りをしているだけということになる。現状ではチャリティーイベントをやってもそれに近いだろう。
 今は単純に募金を催促するだけのようなやりかたが最も反発を生まないと思う。オークションやライブコンサート等に絡ませると、それら物品や娯楽などの見返りがない形での(本来的な)寄付を拒絶した痕跡のようにもなり、金が汚れる。
 自粛ムードでシュリンクする経済活動の活性化に僅かながらでも寄与するという考えもあるかもしれないが、それなら敢えて通常の営利舞台をやればいいだけだ。

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 緊急時に人々が一致結束しているのを全体主義になぞらえ恐怖するのは適当ではない。

 初期のヘリコプターからの散水について、ミスト状になるのは分かりきったことで、極めてデモンストレーション色が強いと思っていたのだが・・・。
政府筋「東電が米支援は不要と」...判断遅れ批判
>ヘリによる海水投下に先立ち、(中略)米側は、「まず日本側がやるべきことをやるべきだ」などとして、再三にわたり日本側の行動を強く要請していた。

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CIMG0493.jpg 昨日やや派手に誤嚥してしまいなんだか体調悪し。誤嚥性肺炎の心配はないと思いたいが、今のところ胸やけに似た感じで気分が勝れない。

 正式版が出たのでFirefox4にしたらJavascript系の処理が格段に速くなったようで、よほど凝ったページ以外は殆ど一瞬で切り替わるようになった。グラフィック表示にハードウェアアクセラレーションを使うようにもなったようだ。個人的にブラウザキャッシュをRAMDISKに入れているのも功を奏している感じか。体感的にかなり速くなった。

 なんだか中央図書館に行く度に募金している。

 被災地の或る老人ホーム関係者がNHKの生放送インタビューで窮状をかなり誇張して訴えてしまった話を、チャンネル桜が伝えていて、興味深かった。単独性-共同性。

 日本語で「初めまして」を意味するとされる英語"How do you do?"だが、改めて、奇妙な表現だ。やや距離をとって探りを入れてる感じに近いのだろうか。"Nice to meet you."の方が自然だし実際によく使われるようだが。

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 原発関連でyoutubeのコメント欄にひどい間違いを書き込んでしまい、先程ようやく気付いて当該コメントを消した。間の悪いことに+投票が50だかもされていて、気持ち的にいたたまれなくなったので、youtubeのアカウント自体をも続けて消してしまった。報道との矛盾で間違いが分かるだろう。
 自分自身にうんざり。 
 愚か過ぎる。しばらく頭を冷やそう。

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 今回の東日本大震災に対する義援金ボックスが京都市中央図書館にも設置されていた。持ち合わせのうち幾許かを寄付してきた。おそらく市内の図書館はどこも設置しているものと思う。概して物を送るよりお金のほうがいいのではないかと思うがどうだろう。その方が物資の品目や量に関して現場の状況に合うよう融通が利かせられるような気がする。
 報道によればとにかくすさまじい地震と津波だったようだ。

 NHKのラジオ英会話のページが更新されていないようだ。普段なら毎週月曜日の午前10時に更新されているはず。ビジネス英会話系の方は更新されているようだが。今般放送局が立て込んでいるのは当然に予想できるが、これも地震の影響ということだろうか?

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 Windows7sp1の発売が間近だそうで、そろそろ64bit環境に移行すべきか思案中。まだそう急ぐ必要はない気もするし、よく分からないというか、時期的にどうなのか。現行PC本体も周辺機器ドライバ類も一応64bitのWindows7に対応してはいるみたいなのだが、今のままで支障があるわけでは取り敢えずない。

 地デジ工事がなぜか4月中旬に延期。ただし多少詳細が分かり、3日がかりで一気に全戸やるみたいだ。

 「ネットとリアル」という言い方を、私は従来からかなり好まない。言語あるいは情報が、それとして根無し草で宙吊りなのはもとより当たり前のことなのであり、対立項なのではなく現実の内の部分を媒質として構成しているに過ぎない。現実としての宙吊りの情報はそれが内容とする他の現実に験された時初めて本来の意味を持ちうるが、初期のインターネットはその意味で外部の現実に験される機会がまだ少なかったとは言えるかも知れない。しかし、もはや生活インフラ水準まで普及を遂げて、対応する現実からごく頻繁に験される時代となった。加えては、画像・音声・動画等の相互使用が常態となって、以前の貧弱な制限的世界ではなくなり、ある意味質的にもリアリティーが向上したと思える。
 いずれにせよ、「ネットとリアル」というフレーズ自体が死語とは言わないまでも表現としてかなり色褪せてきたと思う。

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